看護師の勤務地〈学校の保健室〉

看護師の勤務先の中には養護教諭、いわゆる学校の保健室の先生という 選択肢もあります。しかし養護教諭には看護師の資格があるからといって すぐになれるものではありません。

看護師の資格だけではなく、保健師の資格も必要であり、両方の資格があれば 養護教諭になることができます。

もし養護教諭を目指しており、現在看護師の資格を持っている人は、短大か 養護教諭養成学校において教職科目12単位以上と養護科目30単位以上を取得して 養護教諭になる資格を得ましょう。

また、公立および私立学校で働きたい場合には、各都道府県もしくはその学校の 教員採用試験に受からなくてはなりません。 それでは養護教諭の仕事内容はどのようなものなのでしょうか。保健の先生を イメージしたらわかりやすいかもしれませんが、まず生徒が怪我をしたり病気 になった時に応急処置をすることが仕事です。

その他にも生徒および教職員の健康診断を行ったり、メンタル面のケアをしたり 相談に乗ったりすることも仕事です。

近年では教師におけるノイローゼが多発しており、メンタル面の病気を防ぐため にも養護教諭の力が必要とされています。生徒に対しても悩みの相談に乗るなど して、ひきこもりやいじめ、登校拒否についての把握を行っています。いじめを 苦に自殺する生徒も多く、深刻な問題になっています。

生徒からすると一般科目の教師よりも養護教諭の方が身近な存在に感じられるの かもしれません。そういう意味でも生徒の実態を知る上で必要な存在です。 またそれだけではなく、校内の衛生面や安全面の管理をしたり、環境汚染に関する 調査を行うこともあります。

いずれにせよ、養護教諭は望めば簡単になれる職業ではありません。非常に学ぶ べきことが多いですし、採用数もそれほど多くありませんので必然的に狭き門に なってしまいます。

ですから養護教諭に固執するのではなく、色々な経験を積みながら現実的かつ 着実に養護教諭を目指す事をおすすめします。
徳島県看護協会

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