保育園看護師の楽しみと注意点

厚生労働省が発表した指針によって、保育園に看護師を配置することが義務付けられました。 そのため、看護師が働ける場所として、新しく加わったのが保育園です。 基本的には、毎日、保育園に通って、子どもたちの健康管理や安全に過ごせるようにすることが主な仕事になります。

看護師の中には、保育士になろうか、迷ったという人もいるでしょう。 子どもが好きなら、子どもと接するのは楽しいものですし、日々、成長していくのを見ているのも楽しみのひとつかも知れません。

また、運動会や遠足などの行事に参加できるのも楽しいでしょう。 そんな楽しみもありますが、注意しなければならない点もあります。 保育園看護師になったら、子どもと接するときの言葉遣いや顔の表情、態度に注意しなければなりません。 どの子どもにも同じように接しているつもりでも、小さな子どもは、大人の言葉遣いや顔の表情をよく読みとっています。

ほんの少しでも、自分とほかの子に対する態度が違うと感じると、泣き出したり、何も話さなくなったりします。 こうなると、体の変調やケガの処置が正しくできなくなってしまう場合もあります。 また、保育士からも注意を受けることになってしまいます。

保育士には、保育の知識があるように、看護師には看護の知識があります しかし、保育園看護師となると、看護師は保育の知識も必要になります。 保育園で働くことになっても、保育園で保育に関する研修などがあるわではありません。 ほとんどの場合、働きだしてすぐに、保育士の補助をしながら、看護師の仕事もすることになります。

ですから、保育園看護師を希望しているなら、小児科での看護を経験している方が有利かも知れません。これまで、病棟や外来などの看護経験があっても、保育園の看護師は、看護師としての要素よりも、保育士としての要素の方が強いようです。子どもが好きで、保育園看護師になってはみたものの、イメージと違う、と感じる看護師もいるようです。
徳島県看護協会